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その54  ステンシルによるクリッピング:サンプルプログラム



 DirectX技術編その54「ステンシルによるクリッピング」で説明した内容を踏まえたサンプルプログラムです。実行すると、ランダムウォークする球がマスクとなって回転するキューブの一部の描画が行われず、背後にあるオレンジ色のモデルが透けて見えます。


サンプルスクリーンショット。キューブ描画時に丸い部分がマスキングされています。

 サンプルを動かすために必要なファイルはこちらからダウンロードできます(DXGSmp_No54.lzh)。アーカイブに含まれているヘッダーファイル(.h)、実装ファイル(.cpp)、Xファイルをプロジェクト直下に置いて、空のプロジェクトに実装ファイルを追加すると動かす事ができます。うまく動かない場合は掲示板にご連絡下さい。

 このサンプルは、ステンシルによるクリッピングで解説したステンシルの使い方を応用したStencilClipクラスによってクリッピング描画を行っています。上のスクリーンショットはモデルに穴が開いているように見えますが、実際はステンシルバッファに刻印したマスクの透明部分だけが描画されています。使い方についてはステンシルによるクリッピングをご覧下さい。