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その6 UVを取得する:サンプルプログラム


 FBX修得編その6「UVを取得する」で説明した内容を踏まえたサンプルプログラムです。実行すると指定のFBXファイルのノードをたどり、その構造をツリービューで表示します。このサンプルではFBXに含まれているUVのデータ数が追加されています。また、UV座標の情報がファイル出力されています。


サンプルスクリーンショット。わかりにくいかもしれませんがUV情報がちみっとあります(^-^;

 このサンプルは、新規のWin32アプリケーションでプロジェクトを立ち上げ、FBX SDKを設定し(設定方法はこちらを参照)、アーカイブ内の.h及び.cppをプロジェクトに追加することで動きます。サンプル内のFBXFile変数にFBXファイルへのパスを指定します。ソース及びオブジェクトはこちらからダウンロードできます(FBXSmp_No6.lzh)

 サンプル内のFBXNodeAnalizerBaseクラスはFBXファイルから得られたシーン(KFbxScene)のノードを解析し、ノードタイプに対応するメソッドを呼び出してくれます。例えばノードタイプがメッシュ(KFbxNodeAttribute::eMESH)の時はmeshNodeメソッドを、スケルトン(KFbxNodeAttribute::eSKELETON)ならばskeletonNodeメソッドが呼ばれます。

 ツリービューの表示はFBXNodeAnalizerBaseクラスから派生したOutputFBXNodeInfoForWinクラスで行っています。親クラスがノードを回ってくれるので出力は簡単です。今回はこのクラス内のmeshNodeメソッド内でUV情報を出力しています。ファイル出力は極めて適当な段階ですので参考程度に見て下さい。