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その7 テクスチャはマテリアルと共に:サンプルプログラム


 FBX修得編その7「テクスチャはマテリアルと共に」で説明した内容を踏まえたサンプルプログラムです。実行すると指定のFBXファイルのノードをたどり、その構造をツリービューで表示します。このサンプルではFBXに含まれているマテリアルとテクスチャへのフルパス情報が追加されています。また、マテリアル・テクスチャ情報がファイル出力されています。


サンプルスクリーンショット。かなり見栄えが良くなりました(^-^)

 このサンプルは、新規のWin32アプリケーションでプロジェクトを立ち上げ、FBX SDKを設定し(設定方法はこちらを参照)、アーカイブ内の.h及び.cppをプロジェクトに追加することで動きます。サンプル内のFBXFile変数にFBXファイルへのパスを指定します。ソース及びオブジェクトはこちらからダウンロードできます(FBXSmp_No7.lzh)

 サンプル内のFBXNodeAnalizerBaseクラスはFBXファイルから得られたシーン(KFbxScene)のノードを解析し、ノードタイプに対応するメソッドを呼び出してくれます。例えばノードタイプがメッシュ(KFbxNodeAttribute::eMESH)の時はmeshNodeメソッドを、スケルトン(KFbxNodeAttribute::eSKELETON)ならばskeletonNodeメソッドが呼ばれます。

 ツリービューの表示はFBXNodeAnalizerBaseクラスから派生したOutputFBXNodeInfoForWinクラスで行っています。親クラスがノードを回ってくれるので出力は簡単です。今回はこのクラス内のmeshNodeメソッド内でマテリアルとテクスチャの情報を出力しています。ファイル出力は極めて適当な段階ですので参考程度に見て下さい。