ルートへ


(2008. 10. 27追記)
 下記の記事で、愛すべきテクニクビートの曲を録音すべく奮闘してきました。ところが、何が起こったのでしょう!初動6年にしてARIKAから「テクニクビートサウンドトラック」が発売されました!普通ではありえないスパンでのサントラ発売。きっと版権の壁を乗り越えて、色々と頑張って下さったのでしょうねぇ・・・ファンとしては感涙感動です。どうぞ皆さんこちらからご購入くださいませ。



 これにより、孤軍奮闘してきた下記の計画もめでたく終了となります(途中で終わっていました(^-^;)が、電子工作経験ゼロから始めた軌跡。せっかくなので(自分のために)残しておきます。


テクニクビートを録音しよ〜計画
(もちろん個人で楽しむ為です)



 テクニクビート(PS2)はARIKA(http://www.arika.co.jp/)が2002年に発売したリズムアクションゲームです。従来の音ゲーに方向ボタンによる移動を加えたことで、戦略性が飛躍的に高まった新感覚の音ゲーです。このゲームには、スーパースイーブが濃厚なアレンジを加えた往年のナムコミュージックがたっぷりと含まれており、ゲーム性もさることながらその音楽性もまた高く評価されています。

 ところが、テクニクビートのサウンドトラックは現在(2005/10)に至るまで発売されていません。ネットを調べれば、多くの人がサントラの発売を望んでいますが、その予定はないようです。これには、きっと利益勘定と合わせて版権問題もあるのだろうと想像します。

 待ち焦がれた幾人かの方々は、曲を直接録音してサントラとして楽しんでいらっしゃるようです。テクニクビートには「サウンドプレーヤー」が無く、音楽を素直に試聴できませんが、「リプレープレーヤー」というのがありまして、自分のプレーを再現しながら音楽を楽しむことはできます。しかし、そうそう完璧なプレーはできませんので、多くの方々は少しズレが入った録音状態で妥協している現状があります。

 テクニクビートの完璧プレー、つまりすべてBig JUSTを叩き出すことは、常人には不可能です。私も挑戦してみましたが絶対無理。でも、かと言って収録されているすばらしい曲をズレた状態で録音して聞くのは我慢できないのです。そこで、ふと考えました。

「コンピュータなら完璧にできるのでは」と。

 この瞬間、ここにまた非常に無謀な計画が立ち上がりました。PlayStation2をコンピュータで自動操作させる。はたして、そんなことは可能なのか!?いったいどうやるのか!!その試行錯誤の全容をここに公開していきたいと思います。ちなみに、いつもの事ながら、失敗する確率は極めて高いことを、前もって宣言しておきます。「できませんでした〜(T_T)」で終わっても、どうか怒らないで下さいませ・・・

*くれぐれも注意!*
この計画は著作権を侵害しない程度の、あくまでも個人で楽しむレベルの録音をする事だけを想定しています。当計画で作成するハードウェアとアプリケーションは、PS2の自動操作を可能にする(はず)ため、テクニクビートを含む他のゲームの不正攻略に繋がりかねません。それぞれの作成方法は詳しくご紹介する予定ではございますが、上記理由よりアプリケーション及び完全ソースの公開は差し控えさせて頂きます。もちろん、私IKDもこのソフトを用いたランキング登録等の不正を一切行わないことをここに宣言します。また、多くのサイトでも同様の記載がございますが、紹介しているハードウェアの改造、ソフトウェアによるパラレルポートへのアクセスによる損害はすべて自己責任でお願い致します。

「ゲームは根性と気合とガッツでやりつくして心の底から感動すること!」

それが開発者への最大の恩返しでしょう!

総合
その1 無謀な計画の全容 2005. 10. 2
その2 PlayStation2の音を光デジタル入力端子でPCに録音する 2005. 10. 2
ハードウェア編
その1 PSのコントローラを改造する 2005. 10. 23
その2 パラレルポートとコントローラを繋ぐ回路 2005. 11. 11
ソフトウェア編
その1 パラレルポートに電気を流そう 2005. 10. 3
その2 自動操作アプリケーションの作成 2005. 10. 3
その3 任意の時間でボタンを押したり離したり 2005. 10. 23
その4 自動再生アプリケーションの根幹を作成 2005. 10. 26
その5 ステージの指定の位置に移動させるには? 2005. 10. 26
その6 指定の場所へ移動するアルゴリズム 2005. 11. 9
その7 簡易ソフトウェアの作成(作成中) 2005. 11. 10
その8 サウンドトリガー機能の実装 2005. 11. 22
テスト編
報告1 最初のテストでわかったテクニクビートの誤差 2005. 11. 10
報告2 誤差を最小限に修正できました! 2005. 11. 24
報告3 音楽著作権について 2005. 11. 25